美湖 夜空を見上げてごらん?【月】
芽依が驚いた顔で私をみる。
私は芽依と目を合わせた。
「うん。ありがと、美湖。」
「芽依もね。」
そうだよ、人間は一人で生きていけないんだ。
まわりには誰かが必ずいて、そして、必ず見守っている。
大丈夫だよ。
大丈夫だよって、励ましあいながら、助け合いながら生きてきたんだよ。
ここまで、生きてきたんだよ。
自殺した人は・・・・・・・・・・
似ずから命を絶った人は・・・・・・・・・
生きようとしなかった。
お姉ちゃんと、マドカのお姉さんみたいに。
生きようとしなかったんだ。
私は芽依と目を合わせた。
「うん。ありがと、美湖。」
「芽依もね。」
そうだよ、人間は一人で生きていけないんだ。
まわりには誰かが必ずいて、そして、必ず見守っている。
大丈夫だよ。
大丈夫だよって、励ましあいながら、助け合いながら生きてきたんだよ。
ここまで、生きてきたんだよ。
自殺した人は・・・・・・・・・・
似ずから命を絶った人は・・・・・・・・・
生きようとしなかった。
お姉ちゃんと、マドカのお姉さんみたいに。
生きようとしなかったんだ。