美湖 夜空を見上げてごらん?【月】
「マドカ、相談に乗ってあげたら?」
「相談?」
「うん。マドカのお母さん、もしかしたら浮気じゃないかもしれないじゃん。ウチも浮気って思って離婚しちゃったけど、ホントは、浮気じゃなかったの。」
「うわきじゃなかった?」
私は月を見上げた。
輝いてる。
でも月だって、自分で輝いてるわけじゃなくて、太陽の光を浴びてるから、輝いてるんだよ。
人間だって同じだよ。
一人じゃ輝けないよ。
誰かの支えを受けないと、輝けることなんてないんだよ。
「月と同じだよ。・・・・・・・・でもマドカは太陽のほうかな?」
私はそう言った。
「・・・なんの話だよ・・・。」
マドカが私に言った。
「相談?」
「うん。マドカのお母さん、もしかしたら浮気じゃないかもしれないじゃん。ウチも浮気って思って離婚しちゃったけど、ホントは、浮気じゃなかったの。」
「うわきじゃなかった?」
私は月を見上げた。
輝いてる。
でも月だって、自分で輝いてるわけじゃなくて、太陽の光を浴びてるから、輝いてるんだよ。
人間だって同じだよ。
一人じゃ輝けないよ。
誰かの支えを受けないと、輝けることなんてないんだよ。
「月と同じだよ。・・・・・・・・でもマドカは太陽のほうかな?」
私はそう言った。
「・・・なんの話だよ・・・。」
マドカが私に言った。