美湖 夜空を見上げてごらん?【月】
「お前かなり弱ってるんだなぁ~・・・」

そう言ってマドカは私に、私が一番好きなゼリーじょうのジュースをくれた。

「あっ・・・・ありがとう。」

こうしているとさっきのことを思い出してしまう。

‘‘三木君の彼女でもないくせに!!’’

彼女だっつーの!!!!!!!!!

「美湖・・・・・・・怒ってる?」

「え?なんで?」

マドカがいきなり言ってきて私は驚いた。

「だって・・・・・ずっと飲んでるから・・・・・・・・・・・。」

気が付いたら私は立って、景色をみながらただただジュースを飲んでいた。

「うわっ・・・・・ごめん。」

はぁ~・・・・・・今日はなんかホントに疲れた。

水無月・・・・・・・・・・・・

「水無月!!!」

「え?」

私がいきなり叫んで7人が声をそろえて私のほうを向いた。

「ほらっ、あそこにいるの・・・・・・・水無月でしょ?」

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