美湖 夜空を見上げてごらん?【月】
「ちょっ!!美湖ちゃん!?」
マドカが言う。
「なに?」
私はまどかのほうを振り向かないで聞いた。
「なんなわけ?急に。いや・・・あの・・・いやなわけじゃなくて・・・。」
本当は名前を聞き出そうと思って2人になろうと思ったんだけど。でも・・・怪しまれたりするのもいやだから。
「心が・・・ケン君狙いなんだよ。」
言ってしまった。心・・・・ごめん。
「ま・・・じ?あのさ・・・ケンも心ちゃん狙ってるって言ってたんだけど。」
「うそ・・・両想い?」
私は初めてマドカのほうをみた。
「うっわ~・・・マジでハーフや・・・。」
そう言われて私はまどかのほうを向かなかった。
「ごめんって、ごめん。そういう意味じゃなくって・・・ほらっお前ってハーフだけどか わいいんだよ!!」
かわいい・・・か。
普段言われてもあまりうれしくないけど男の子に言われてもあまりうれしくないのに、マドカに言われるとなんだか照れ臭かった。
「あっ・・・そうだ。」
私は切り出した。
「何?」
「マドカ君の・・・名字って何?」
私は聞いてはいけないことを聞いたかもしれない。
「それ・・・聞く必要あるの?」
なぜか言う。私は聞かれても別にそんなに困らないのに。
「・・・私には言えないの?」
そういうとマドカは黙ってしまった。
「隠されるほうが・・・いやなんだよ。何?言ってよ。」
私はいやな予感がしていた。
あの名字が出てきそうで。
「俺の名前は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三木マドカ・・・。」
マドカが言う。
「なに?」
私はまどかのほうを振り向かないで聞いた。
「なんなわけ?急に。いや・・・あの・・・いやなわけじゃなくて・・・。」
本当は名前を聞き出そうと思って2人になろうと思ったんだけど。でも・・・怪しまれたりするのもいやだから。
「心が・・・ケン君狙いなんだよ。」
言ってしまった。心・・・・ごめん。
「ま・・・じ?あのさ・・・ケンも心ちゃん狙ってるって言ってたんだけど。」
「うそ・・・両想い?」
私は初めてマドカのほうをみた。
「うっわ~・・・マジでハーフや・・・。」
そう言われて私はまどかのほうを向かなかった。
「ごめんって、ごめん。そういう意味じゃなくって・・・ほらっお前ってハーフだけどか わいいんだよ!!」
かわいい・・・か。
普段言われてもあまりうれしくないけど男の子に言われてもあまりうれしくないのに、マドカに言われるとなんだか照れ臭かった。
「あっ・・・そうだ。」
私は切り出した。
「何?」
「マドカ君の・・・名字って何?」
私は聞いてはいけないことを聞いたかもしれない。
「それ・・・聞く必要あるの?」
なぜか言う。私は聞かれても別にそんなに困らないのに。
「・・・私には言えないの?」
そういうとマドカは黙ってしまった。
「隠されるほうが・・・いやなんだよ。何?言ってよ。」
私はいやな予感がしていた。
あの名字が出てきそうで。
「俺の名前は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三木マドカ・・・。」