「KARE」
「委員なんか受けなきゃいいのに」
つい美喜に愚痴をこぼす。
「彼、委員の仕事何もしないの?」
「ん、まぁ」
よくよく考えたら委員会に出ないだけでホームルームの進行役や先生から頼まれたことは一応やってくれている。
けど、やっぱり許せない。
「乾君ね、バイトで忙しいみたいだよ。バンドやっててギター買うのに新聞配達もしてるんだって」
「どうして美喜そんなこと知ってるの?」
「だって明日香から毎日乾君のこと聞かされるんだもん気になるから彼の同窓生に聞いたの」
「毎日なんて言ってないよ!」
むきになった自分に驚いた。
「ま、いいけどさ」
美喜はそれ以上乾君の話題には触れなかった。
つい美喜に愚痴をこぼす。
「彼、委員の仕事何もしないの?」
「ん、まぁ」
よくよく考えたら委員会に出ないだけでホームルームの進行役や先生から頼まれたことは一応やってくれている。
けど、やっぱり許せない。
「乾君ね、バイトで忙しいみたいだよ。バンドやっててギター買うのに新聞配達もしてるんだって」
「どうして美喜そんなこと知ってるの?」
「だって明日香から毎日乾君のこと聞かされるんだもん気になるから彼の同窓生に聞いたの」
「毎日なんて言ってないよ!」
むきになった自分に驚いた。
「ま、いいけどさ」
美喜はそれ以上乾君の話題には触れなかった。