「KARE」
学校から貸し切りバスに乗って約数時間…やっと目的地に到着した。
学級委員の仕事ってやたら点呼作業。
民宿について、また点呼。
ここでいきなり問題発生。
こともあろうに点呼役の乾君がいない。
もう信じらんないよ。
私は緊急用の携帯を渡されて
とりあえずみんなと民宿で待つことに。
先生から連絡があって三組の来澄君もいないことを知った。
なるほど、二人一緒にいるってわけね。
いざという時に緊急用携帯の番号は生徒全員が控えているから乾君から連絡がある可能性は
十分あった。
そして携帯が鳴った。
「あ…乾です」
「もう!何やってるの!?」
「…誰?」
「観月っ!」
「…」
「一体今どこにいるの!来澄君も一緒なんだよね!?」
「そうやけど」
「ほんとにもう!」
それから小一時間して先生と乾君がやっと民宿に着いた。
先生にこっぴどく注意されたと見えて、さすがにばつの悪そうな顔をしている。
ちらっと目が合ったけど何も言わない。
ほんとどこで何をしてたんだか
学級委員の仕事ってやたら点呼作業。
民宿について、また点呼。
ここでいきなり問題発生。
こともあろうに点呼役の乾君がいない。
もう信じらんないよ。
私は緊急用の携帯を渡されて
とりあえずみんなと民宿で待つことに。
先生から連絡があって三組の来澄君もいないことを知った。
なるほど、二人一緒にいるってわけね。
いざという時に緊急用携帯の番号は生徒全員が控えているから乾君から連絡がある可能性は
十分あった。
そして携帯が鳴った。
「あ…乾です」
「もう!何やってるの!?」
「…誰?」
「観月っ!」
「…」
「一体今どこにいるの!来澄君も一緒なんだよね!?」
「そうやけど」
「ほんとにもう!」
それから小一時間して先生と乾君がやっと民宿に着いた。
先生にこっぴどく注意されたと見えて、さすがにばつの悪そうな顔をしている。
ちらっと目が合ったけど何も言わない。
ほんとどこで何をしてたんだか