学園戦隊 ドキドキ☆ビューティー
「え……あたし??」
ちゃいるを抱いた香流が立っていた。
「あああ! ちゃいちゃぁあん!」
沖は、後ろ手に隠したネコ缶を持ったまま、
奇声と共に香流に飛びかかろうとする。
…いや、ホントは抱っこされてるちゃいるに抱きつこうとしたのだろうが、それにはムリがあると思われる。
そして、身の危険を感じた香流は、ちゃいるを抱っこしたまま、軽いステップで沖の身体をかわした。
「セクハラする気ですか!」
美華が怒って沖に怒鳴りつけると、沖はしゅんとして座り込んでしまった。
「ちゃいちゃんを抱っこしようと思っただけなんだけど…」
いや、それも充分怪しいと思われますが。
「先生が、この子をこっそり学校で飼ってるのは知ってます。でも、この子は今日からあたし達の同好会のメンバーになったんです。顧問にならない限り、ちゃいるに近づくことは許しませんよ!」
判ったような判らないような理由だったが、沖には効いたようだ。
がっくりと肩を落とし、、両手を地面につく。
「判りました……顧問にならせて頂きます……」
悲壮感漂う声だった。
ちゃいるを抱いた香流が立っていた。
「あああ! ちゃいちゃぁあん!」
沖は、後ろ手に隠したネコ缶を持ったまま、
奇声と共に香流に飛びかかろうとする。
…いや、ホントは抱っこされてるちゃいるに抱きつこうとしたのだろうが、それにはムリがあると思われる。
そして、身の危険を感じた香流は、ちゃいるを抱っこしたまま、軽いステップで沖の身体をかわした。
「セクハラする気ですか!」
美華が怒って沖に怒鳴りつけると、沖はしゅんとして座り込んでしまった。
「ちゃいちゃんを抱っこしようと思っただけなんだけど…」
いや、それも充分怪しいと思われますが。
「先生が、この子をこっそり学校で飼ってるのは知ってます。でも、この子は今日からあたし達の同好会のメンバーになったんです。顧問にならない限り、ちゃいるに近づくことは許しませんよ!」
判ったような判らないような理由だったが、沖には効いたようだ。
がっくりと肩を落とし、、両手を地面につく。
「判りました……顧問にならせて頂きます……」
悲壮感漂う声だった。