学園戦隊 ドキドキ☆ビューティー
全員で部室に向かう。
今日はもう遅いから、そのまま帰ろうかとも思ったのだが、とりあえず部室を見てから帰ろう! と、全員の意見が一致したためだ。
「部室、部室♪」
輪廻が歌いながら歩くと、何故か美華とココまで便乗した。
「そっか、みぃちゃんもココちゃんも、部に入ってないから、部室に縁がなかったんだもんね」
自分も嬉しそうに、雪野が言う。
雪野は助っ人としていろんな部室に出入りはしているが、所属している部はない。
部室が欲しくて同好会を立ち上げたのだから、一番嬉しいのは雪野だろう。
ようやく部室にたどりつくと、右手に持ったカギを高く掲げる。
「このカギで! このドアを! いざ開けるわよ!」
そう叫ぶと、大きな弧を描いてカギを鍵穴に差し込み、身体ごと回転してカギを回した。
バァァ……ン!
叩き付けるようにドアを開けて、中をのぞく。
…別に、何の変哲もない、小さな部屋だ。
机とイスがいくつかと、ロッカーと、黒板がある。
「ここが、これからあたし達のアジトになるのね…」
感慨深げに雪野はそう言うと、つかつかと黒板に歩み寄った。
今日はもう遅いから、そのまま帰ろうかとも思ったのだが、とりあえず部室を見てから帰ろう! と、全員の意見が一致したためだ。
「部室、部室♪」
輪廻が歌いながら歩くと、何故か美華とココまで便乗した。
「そっか、みぃちゃんもココちゃんも、部に入ってないから、部室に縁がなかったんだもんね」
自分も嬉しそうに、雪野が言う。
雪野は助っ人としていろんな部室に出入りはしているが、所属している部はない。
部室が欲しくて同好会を立ち上げたのだから、一番嬉しいのは雪野だろう。
ようやく部室にたどりつくと、右手に持ったカギを高く掲げる。
「このカギで! このドアを! いざ開けるわよ!」
そう叫ぶと、大きな弧を描いてカギを鍵穴に差し込み、身体ごと回転してカギを回した。
バァァ……ン!
叩き付けるようにドアを開けて、中をのぞく。
…別に、何の変哲もない、小さな部屋だ。
机とイスがいくつかと、ロッカーと、黒板がある。
「ここが、これからあたし達のアジトになるのね…」
感慨深げに雪野はそう言うと、つかつかと黒板に歩み寄った。