学園戦隊 ドキドキ☆ビューティー
「この時間なら、まだ生徒会室に会長は居るはずよね」
楽しそうに、小さくスキップしながら先頭を歩く雪野。
すぐ後ろを、ちゃいるを抱っこした香流と、美華。
最後に、こっそりお菓子を持ってきた輪廻と、まだ首をかしげているココ。
ぞろぞろと、生徒会室に向かっていた。
生徒会室の近くまで来た時、最後を歩いていたココが、突然
「待って! 静かに!」
と、鋭い声をあげた。
何事? と声をあげかけた輪廻の口をがしっと掴んで声をあげさせないようにし、じりじりと生徒会室に、にじりよる。
なにやら、緊迫したムードに、とりあえず輪廻は黙ることにした。
生徒会室から話し声がもれるのを、漏れ聞いたここと美華は、ドアに張り付くようにして内容に聞き耳をたてる。
ここは、ポケットから小さな機械を取り出すと、ドアにあてた。
聞いていた美華の目がキラキラと輝き出す。
小声で、
「ちょっと、ココちゃん、聞いた? かなりの大スクープじゃない??」
と、興奮して話す。
残りの3人も、興味津々、とドアに張り付いた。
ようやく聞こえてきた会話……。
楽しそうに、小さくスキップしながら先頭を歩く雪野。
すぐ後ろを、ちゃいるを抱っこした香流と、美華。
最後に、こっそりお菓子を持ってきた輪廻と、まだ首をかしげているココ。
ぞろぞろと、生徒会室に向かっていた。
生徒会室の近くまで来た時、最後を歩いていたココが、突然
「待って! 静かに!」
と、鋭い声をあげた。
何事? と声をあげかけた輪廻の口をがしっと掴んで声をあげさせないようにし、じりじりと生徒会室に、にじりよる。
なにやら、緊迫したムードに、とりあえず輪廻は黙ることにした。
生徒会室から話し声がもれるのを、漏れ聞いたここと美華は、ドアに張り付くようにして内容に聞き耳をたてる。
ここは、ポケットから小さな機械を取り出すと、ドアにあてた。
聞いていた美華の目がキラキラと輝き出す。
小声で、
「ちょっと、ココちゃん、聞いた? かなりの大スクープじゃない??」
と、興奮して話す。
残りの3人も、興味津々、とドアに張り付いた。
ようやく聞こえてきた会話……。