学園戦隊 ドキドキ☆ビューティー
「…でも……会長……もうすぐみんな帰ってくるかもしれないし……」
「大丈夫。今日は書記の月丘も遅れるって言っていたから、二人きりだ」
「……でも……」
「秘密ばっかりで、僕ももううんざりだ。まみりん、君は平気なのかい?」
「そんな、あたしだって……」
「……」
沈黙。
そろそろ~っとドアから離れた輪廻は、近くにいた香流の腕を引っ張った。
「なになに? どういうこと?」
小声で聞いたものの、ココと美華に睨まれ、再び口をつぐむ。
黙って聞いていた雪野が、にやっと笑うと、おもむろに、生徒会室の扉を勢いよくガラっと開けた。
「お邪魔しまぁす! いや、ホントにお邪魔で申し訳ないですね!」
生徒会室にいた二人の人物は、驚愕した顔で、その場で固まって立ち尽くしていた。
そこにいたのは、生徒会長の森田 遼。
そして、彼が肩に手をおいている相手が、副会長の佐藤 真美。
それは、どう見てもカップル(ふるっ)の姿だった。
「大丈夫。今日は書記の月丘も遅れるって言っていたから、二人きりだ」
「……でも……」
「秘密ばっかりで、僕ももううんざりだ。まみりん、君は平気なのかい?」
「そんな、あたしだって……」
「……」
沈黙。
そろそろ~っとドアから離れた輪廻は、近くにいた香流の腕を引っ張った。
「なになに? どういうこと?」
小声で聞いたものの、ココと美華に睨まれ、再び口をつぐむ。
黙って聞いていた雪野が、にやっと笑うと、おもむろに、生徒会室の扉を勢いよくガラっと開けた。
「お邪魔しまぁす! いや、ホントにお邪魔で申し訳ないですね!」
生徒会室にいた二人の人物は、驚愕した顔で、その場で固まって立ち尽くしていた。
そこにいたのは、生徒会長の森田 遼。
そして、彼が肩に手をおいている相手が、副会長の佐藤 真美。
それは、どう見てもカップル(ふるっ)の姿だった。