学園戦隊 ドキドキ☆ビューティー
雪野が紙袋から引っ張り出したモノ。
それは、香流が最後に乱雑に突っ込んだコスチュームだった。
美華とココの目には、ピンクの固まりにしか見えない。
「これじゃ判りづらいから、かおるん、コスチュームチェンジよ!」
雪野が香流に声をかける。
香流は、呪いにかけられたかのように、うつろな表情で、のろのろと立ち上がると、そのピンクの固まりを手に取った。
「うぅん、何かかけ声が欲しいとこなんだよねぇ。いいかけ声を募集するよ!」
雪野が呟く。
かけ声って……あれですか?
「へんっしん!」
とか、そういうのですか?
全員、目を細めて空中を見つめるしかなかった。
…しかし、いい意見が出なければ、きっと雪野が何かを考えつくのだろうと思うと、それも恐く。
微妙にみんなブツブツ自分の案を呟いてみたりしてみるのであった。
さすが、同好会のメンバー……。
一方。
香流が衣装を身につけようとして、沖と楓の方をチラッと見た。
慌てて、窓の方を向く二人。
一応、なま着替え(上から身につけるだけなんだけどね)なので。
それは、香流が最後に乱雑に突っ込んだコスチュームだった。
美華とココの目には、ピンクの固まりにしか見えない。
「これじゃ判りづらいから、かおるん、コスチュームチェンジよ!」
雪野が香流に声をかける。
香流は、呪いにかけられたかのように、うつろな表情で、のろのろと立ち上がると、そのピンクの固まりを手に取った。
「うぅん、何かかけ声が欲しいとこなんだよねぇ。いいかけ声を募集するよ!」
雪野が呟く。
かけ声って……あれですか?
「へんっしん!」
とか、そういうのですか?
全員、目を細めて空中を見つめるしかなかった。
…しかし、いい意見が出なければ、きっと雪野が何かを考えつくのだろうと思うと、それも恐く。
微妙にみんなブツブツ自分の案を呟いてみたりしてみるのであった。
さすが、同好会のメンバー……。
一方。
香流が衣装を身につけようとして、沖と楓の方をチラッと見た。
慌てて、窓の方を向く二人。
一応、なま着替え(上から身につけるだけなんだけどね)なので。