教育実習生との1ヶ月
高1は体育の先生だ。

体育の先生は明日の準備ということで、

グラウンドにラインを引いたりしなければならなかった。

部活をちょうどしていた私は高1に気づくと手を振った

すると高1も手を振り替えしてくれた

ちょっと部活をヤル気が上がった


私の所属しているハンドボール部は本当に人数が少ない

一人でも、二人でも、助けてくれる人がいると本当に違う

教育実習生は何気に手伝ってくれるのでとっても嬉しい存在だった

『人手足りんねー』

副部でもあり、チームメートでもある麻奈と喋っていた

『ホントだよねー。』

そういっていると高1と目が合った

高1のところにすかさず私は走っていき

『お願い!ちょっとだけ手伝ってくれん?』

とお願いした。明日の準備もあるし、初めての授業だから無理だということは承知だったが。。

『あ、ちょっとだけならいいよ!でも俺ハンドできんよー』

『いいよいいよ。パスをしてくれるだけでも本当に助かるから』

『分かった。下手やったらごめん』

そんなこと言いながら高1はとっても上手にパスをしてくれた

高1は嫌な顔せず私達を助けてくれた

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