先生と私
私は、これから村山のこと、智樹と呼ぶことにする。







「ん!分かったよ」









「ね、智樹・・・」









「うん?」







智樹と呼ぶって決めても、なんか恥ずかしい。








別に、彼氏なんかじゃないのにね。







「あの、さ・・・」







私、少し不安があった。







どうしても、智樹に相談したかった。






龍也には、できない。







だって、龍也のことなんだもん。
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