先生と私
「なんか、あったのか?」







「なんも、ないけど・・・」







「けど?」








「自信、ないんだ」






彼女としての、自信。








ほんとに、ないんだ。







「何で?」





「わかんない。でも、ね?なんか、何処か不安があるの。ここに・・・」









私は、胸に手を当てた。






「それって・・・女の感ってやつ?」








「多分・・・」
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