先生と私
「龍・・・也・・・?」









「桜と智樹から、話は聞いた。俺が、いつもの俺じゃないって、気づいてたんだろ?」








「うん・・・でも、それは今日気づいた・・・」










「悪かった・・・今から、ちゃんと話す。心の準備、いいか?」










私は、龍也から離れて。







ひとつ、深呼吸をした。









「うん!お願い」








「分かった」






龍也は、ちゃんと私の目を見て話し始めてくれた。
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