先生と私
そんなの怖くなんかない。








龍也を失うほうが、よっぽど怖いわ。








「いいですよ、別に」








「じゃあ、やるわ」











と言って、私に殴りかかろうとする。










やっぱり。









私はそれを、余裕にかわした。








「甘いですね!次は、私の番ですよ」










私のパンチは、五月さんのほっぺを直撃した。
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