先生と私
『迷惑なんかじゃないし、困りもしない!嬉しいよ?ありがとう』








中山は、優しくそう言った。








抱きしめる力が、強くなったのは気のせいかな?











『なあ?聞いていいか?』









「うん?」









『槙川は、俺を好きになって後悔してないか?』








「当たり前・・・じゃん!後悔なんて、してないよ!!」








するわけが、ない。






『分かった。じゃあ、これから先!後悔しないよな?』









「えっ?」
< 22 / 158 >

この作品をシェア

pagetop