先生と私
まあ、負けず嫌いの達也に、あんなことばを言われちゃ断らないよね。






「真!飲ませすぎ!!龍也も~!!負けるのはいやかもだけど、自分の体考えなさい!!」









私は、龍也からビールの入ったコップを取り上げた。








全く!どっちが、中学生なのか大学生なのか。







分からないね、これじゃあ。








『あ!かえせ~』








「かえせじゃ、ない!ほら、帰るよ!真?アンタ、覚えといてよね」







私は、きつく真を睨んだ。






『はあ?俺は、ただ「酒弱いですね」としか言ってない。そしたら、中山さんが・・・』






何、言い訳してるんだか。






「だとしても、龍也は負けず嫌いなわけ!んで、やばいって思ったらとめるのが普通でしょ!!」
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