隣のイケメン君★



「失礼しま~す!!」


こ、この声…

荒川龍!?!?


「何か用ですか?」


「まぁ~ね。」


はぁぁ~~~!?!?


あたしたちは用なんて無いっつーの!!!!


「PaIrって人気だよね…」


「ありがとうございます。龍君も人気じゃないですか?」


奏汰が答える。


早く出ていって欲しい…


だって声が違うんだもん……


あの時聞いた声だ。


怖い。


「俺は人気じゃねーよ。カナタさぁ彼女居るんだってね?」


「まぁ。


…それ言いに来た訳じゃ無いですよね?」


奏汰が聞く。


「うん。お前の彼女貰うから……」


…………。


はい?


「そんだけだわ。じゃな」


またしても二回目の宣言。


意味が分かんない。



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