隣のイケメン君★


「奏汰大丈夫?」


「…………。」


下を向いたまま話さない。


「奏汰あのね、「………じゃあな。」



へ?



「待って奏汰!!!」

奏汰を追いかけようとしたときに看護士さんに止められた。

奏汰は振り向かずに帰って行った。


夜電話しよう。




プルルル~


『現在電話に出ることが出来ません。…………。』


出ない。


さっきから電話をかけてるけど携帯音が響くだけ。


あたしたちどうなっちゃうんだろ………


翌朝あたしは無事退院した。



「ただいま~!!って誰もいないか。」


テレビをつけると、カナタが居る。


頑張ってるんだ。

電源を切ろうとした時………


『カナタ君の彼女って超ダサい子らしいですよ。』


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