隣のイケメン君★
言えた。
ちゃんと言えた。
「分かってたよ。本当は最初から……ありがとう。玲……」
良かった。
「でも玲どうすんの?」
「へ?」
「奏汰……あいつ玲が俺のこと好きだと思ってんだろ?」
あ……
そうなのかな?
どうしよう……
でも取り合えず、
「奏汰を探して、会って見る。」
あたしの気持ちちゃんと伝えよう。
「頑張れよ!!!何じゃら姫華とか言うやつに宣戦布告でもしてやれ!!!」
「うん!!頑張る!!!」
まずは奏汰探さなくちゃ。
どこにいるのだろう……
この際片っ端から探し回ろう。
まずは屋上かな。
「居ないなぁ……」
教室かな…
優真にメールしてみよう。
『奏汰?居ないけど。まだ見つからないのか?』