隣のイケメン君★
「何!?!?レイはカナタと別れたんじゃないの!?カナタは姫華の物なの!!絶対にレイにはあげない!!!姫華はカナタが好きなの。」
姫華が壊れた。
あたしの肩を掴んで叫んでる。
「あたしだって……あたしは奏汰が大好きなの。」
姫華には奏汰を渡さない……
「何言ってるの!?!?姫華はカナタのこと誰よりも好きなの!!!」
「姫華は!!!姫華は奏汰が好きなんじゃないよ……」
そうだよ。
あたしは奏汰が大好きなんだもん。
誰よりも愛してるんだよ。
「そんなわけない!!!レイは優真が好きなんだよ!?何言ってるの!?カナタも姫華が好きだもん。」
「違うよ……」
「そうだ。」
え?
後ろに引っ張られて誰かに倒れかかる。
「姫華は俺が好きなんじゃない。」