隣のイケメン君★
さぁ行こうかなぁ……
ガチャ
「奏汰?」
「………。」
ドアの横で座って寝てる。
疲れてたんだね……
「お疲れさま……」
奏汰の髪をそっと触った瞬間グイッと引っ張られた。
「か、奏汰!?」
「可愛いことしてんじゃねーよ。」
えぇ!?!?
寝てたんじゃないの!?
「ちょっと来て……」
へ?
引っ張られてさっきライブを行なったステージに来た。
何?
「玲……また苦しい思いさせるかもしれない、けど俺のところに戻って来て…」
「奏汰……」
「俺、この事件があって分かった。玲に今までどんなに助けられたか……玲が居ないとダメなんだよ……」
奏汰……
あたしも奏汰が居ないとダメなんだよ?
ちゃんと分かってるかな?