隣のイケメン君★
[奏汰]
玲から電話が掛かって来た時はどおしようかと焦った……
弱々しくて震えた声ではっきり聞こえた。
『助けて!!』
母さんに車を出してもらって急いで行った。
玄関の前に来たとき中から大きな声が聞こえる。
玲!?
「玲!!」
「……か、なた」
おじさんが玲を殴ろうとしてた。
俺がおじさんの手を掴む。
玲が泣いてる…
「君がうちの娘をはぶらかしてるのかね?」
は?
初めて玲のおじさんを見たけど目が怖い。
「退いてください。」
って言った瞬間ぶっ飛ばされた。
「……って」
思いっきり壁に背中がぶつかった。
痛てぇ……
ぱっと玲を見るとお父さんが玲にキスしようとしている。
何だあのおっさん。