隣のイケメン君★
「玲……俺は玲が大好きだ。愛してる。どんな玲でも。」
「か……なッた」
目からポロポロ落ちる涙。
でもその目には光が戻ってきた。
いつものキラキラした目に……
「かな……たッ」
「ん?言ってみ?」
玲が何かを伝えようとしてくれてる。
「……あ、たし……何もッ…言えなかった……お…父さんに。」
「うん。」
「ちゃんと……いッままで…の事、を伝えたい。いつ……に、なるか分からない…けど。」
玲は凄いと思う。
ちゃんとどんな人でも向き合おうとしてる……
「頑張れ!!何か合ったら言えよ?」
「うん……奏汰?」
「何?玲?」
「大好き!!!」
玲が飛び付いてくる。
「知ってる」
明るくなった……