隣のイケメン君★


「カナタ君を迎えに来たのですか!?」


「カナタ君と同居するのは本当ですか!?」


「カナタ君の活躍はどう思いますか!?」


「一部結婚の噂もありますが!?」


「破局したと言う噂は!?」


噂は噂だ。

奏汰があたしの隣に来た。


「見たらわかりますよね?破局したようにみえます?」


「ですよね~!!」


「では。明日のテレビ見てください。」


奏汰に連れられてマスコミ陣を後にした。

「奏汰!!!」


「あぁ?」


「お帰りなさい!」


「ただいま。」


軽くキスをしてから車に向かった。


「奏汰!!」


みんなが笑顔で手を振っている。

何か懐かしい光景だなぁ……

高校の時はこれが普通だったからなぁ……

家まで送ってもらった。


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