隣のイケメン君★
そう言って奏汰の部屋に連れ戻された。
「ほらまだ熱あるんだから布団に入っとけよ……」
「奏汰リビングに戻るの?」
「まぁな…」
何か寂しい…
今は一人にしないで欲しい。
「奏汰……」
「ん?」
「一緒に寝よ?」
あぁ………
あたし熱のせいで何かおかしい。
でも奏汰もあたしの予想外の言葉にビックリして照れてる……
カワイイ…
「…たくっ。しかたないな……」
嫌そうにしながらでもあたしの横に入ってきてくれる。
「奏汰好き?」
「はっ!?」
「あたしの事好き?」
また勝手に口が滑る。
「……好きだよ。玲が俺のこと想ってる1000倍以上大好き。」
これが聞きたかったんだ。
「………愛してる。」