隣のイケメン君★


「もしこれがあたしだとお思いならば校長は証拠が無いのに人を疑うのですね?その生徒が誰なのかは知りませんがこんな曖昧な証拠で勝手に疑われたくありません。」


「…………。」


「はっきり言っておきます。私はそんな行動に身に覚えはありません。」


何だ?

この重たい空気。


苦しすぎる…


コンコン


「荒川龍が来ました。」


「おはようございます。」


誰だろ……

見たこと無いな。


「中堀行って良いぞ。」


「はい。」


荒川龍の横を通った瞬間腕を捕まれた。


は?


「ごめんなさい。」


と言って手を離した。


意味わからない。


教室に戻ると皆に見られた。


多分あたしが呼び出されたからだと思う。


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