隣のイケメン君★
隣の荒川龍は女子に囲まれている。
どうでもいけど……
「龍君~歌って~~!!」
キモい!!
どっからそんな声がでるのか…
取り合えず帰ろう。
「レイ」
呼ばれたと同時に腕を捕まれた。
げ?
荒川龍………
「一緒に帰ろう?」
「嫌!!!」
即答。
無理無理無理無理!!!
「何で帰ろうよ!!!アイス奢るから!!」
嫌だってば!!!
「か、彼氏が…」
「じゃあメール入れなよ?」
何様!?
あっ!!
奏汰にメール入れて迎えに来てもらおう!!
『学校に至急迎えに来て!!』
完璧!!
「レイ、メールした?」
「……うん」
奏汰の学校ちょっと遠いからな……
電車に乗って30分ぐらい。