隣のイケメン君★


そこから歩いて10分。

40分ぐらい稼がなくちゃ。


「でも…やっぱり。」


「良いじゃん?行こう!!」


「あっ!!……数字資料室の、掃除、頼まれてる…」


何て嘘だけどね?


だって超汚いし……


「じゃあ手伝うよ!!!」


マジ?

嫌だよ~


本当はそこで帰って欲しかったのに……


「じ、じゃあ…職員室に、鍵とって…来る。」


「じゃあ先に行ってる。」


職員室に行って数学の先生に言うと喜んでOKをくれた。


はぁ……

早く奏汰来て!!!


ドアを開けようと前に立ったとき中から話声が聞こえた。


「あぁ…カナタだろ?分かってるよ。あぁ…はい。」


……カナタ?

って奏汰だよね?


ガラガラ


「レイ待ってたよ!!」


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