隣のイケメン君★


チュンチュン


朝……

あっ!!

文化祭だ……

早く行かなくちゃ!!


いつもの格好をして学校に向かう途中。


「レイ!!」


この声は……


………荒川龍!!!


振り返ろうと思ったけど無視!!

嘗めないでよ!?

あたしだって歌手やってるわけだし、小さい時はピアノやってたから耳は良いんだから!!



「レイってば!!」


「…………。」


「無視ですかぁ?」


無視ですよぉ~


そのまま荒川龍はあたしに話かけてたけど完全無視。


学校に着いた瞬間。


「「キャ~~~!!」」


「「龍くぅん!!」」


うっさい!!

耳が痛い~!!


女子の高い声と一緒に


「……うっせ。」


!?!?!?


あの時のトーンの声だ。


< 95 / 253 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop