隣のイケメン君★
チュンチュン
朝……
あっ!!
文化祭だ……
早く行かなくちゃ!!
いつもの格好をして学校に向かう途中。
「レイ!!」
この声は……
………荒川龍!!!
振り返ろうと思ったけど無視!!
嘗めないでよ!?
あたしだって歌手やってるわけだし、小さい時はピアノやってたから耳は良いんだから!!
「レイってば!!」
「…………。」
「無視ですかぁ?」
無視ですよぉ~
そのまま荒川龍はあたしに話かけてたけど完全無視。
学校に着いた瞬間。
「「キャ~~~!!」」
「「龍くぅん!!」」
うっさい!!
耳が痛い~!!
女子の高い声と一緒に
「……うっせ。」
!?!?!?
あの時のトーンの声だ。