苺時間。
「じゃ!くじ引いて!」
番号が書かれた小さな紙が二つ折りにされて袋の中に入っている。
バァァーッと女の子達の手が袋の中に入っていく。
あたしは…。ってあれ!?
もうこれしかない!
「希美…。あんた遅いわよー?」
「アハハッ!ま、まぁ残り物には福があるっていうし?」
苦し紛れの言い訳。
「…」
はぁぁ、と美穂が大げさにため息をついた。
…そこまでため息をつかなくても。
*
番号が書かれた小さな紙が二つ折りにされて袋の中に入っている。
バァァーッと女の子達の手が袋の中に入っていく。
あたしは…。ってあれ!?
もうこれしかない!
「希美…。あんた遅いわよー?」
「アハハッ!ま、まぁ残り物には福があるっていうし?」
苦し紛れの言い訳。
「…」
はぁぁ、と美穂が大げさにため息をついた。
…そこまでため息をつかなくても。
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