苺時間。
でも美穂達が6番ってことは…美穂達が前の席!?


「美穂ー!あたし美穂の後ろの席だよ!」


「マジで!?やったぁー!」


「…マジで?」


あたしと美穂の声に紛れて聞こえたのは間違いなく男子の声。


…しかも光希。


「希美、7番?」


「うん…。」


なんともいえない表情で光希が戸惑っている。


さっきの子達みたいに頬を赤く染めながら。


何よ…と思いながら光希の言葉を待つ。


「俺も…なんだけど。」

"7"と書かれた紙をひらひらさせながら光希は言った。


…え?
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