私の禁断の恋
第四章 両思い
私は春佳が来るまで、寝ることにした。
頭を突っ伏すと、聞こえてくるのは他のクラスの生徒の声や、足音。
そんな中で、私は眠りについた。
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目が覚めて、気がつくと教室には沢山の生徒が来ていた。
時計を見ると、もうすぐ朝礼が始まる頃。
私は教室の中をキョロキョロしながら春佳の姿を探した。
あれ?
居ない。
春佳の席を見ると、鞄が机の上に置いてあった。
学校には来てるみたい。
でも、何処行ったんだろ?
キーンコーンカーンコーン……。
朝礼が始まった。