私の禁断の恋


授業中、私はよっくんのことがずっと気になっていた。


いつも笑顔で穏やかなよっくんが、急に態度を変えるなんてなにか嫌な事があったのかな?


それとも言っちゃいけなかったとか…?


そんなことを考えていると、一時間目の授業はすぐに終わった。


先生が教室を出て行くと、私は真っ先に春佳の席に駆け寄った。


「春佳ぁ〜私、よっくんに変な事したかな?さっきいきなり態度変わったじゃん?」


「さぁ?どうだろうね、本人に聞いてみたら?」

「そんなことできないよ、だって、マイチョには関係ないなんて言われたんだよ?絶対無理!」


「じゃあ別にいいんじゃない?」


「ダメだよ友達なんだから、じゃあ春佳聞いてきてよ。」


「どうして私が聞かなきゃいけないわけ?ヤダ。」


「え〜、そんな事言わずにさ〜。」


「それなら一応、謝ったら?」



「理由も分からないのに謝れないよ。」


よっくんを見てみると、いつもと変わらない笑顔で笑っていた。


あれ?


さっきのは私の勘違いかな?


そんな風に思っているとよっくんと目が合った。

でも、すぐに逸らされてしまった。
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