私の禁断の恋


屋上に着くと、春佳が早速口を開いた。


「あのね、実は……。」


私は春佳の言ったことに驚いた。


なんと、さっき春佳はよっくんに告白されたらしい。


「でも、それでどうして落ち込んでるの?」


別によっくんとは今まで友達だったんだから、嫌いなことは無いはず…。

「だって、今までよっくんの事友達だと思ってたから…。」


「嫌いな訳じゃないんだけど、なんていうか…男としてはどうかなって…。」


………?


「どういう意味?」


私は春佳の言った事がイマイチ理解出来ず、もう一度聞き直した。


「だ〜か〜ら、友達を急に恋人としては見れないってこと!分かる!?」


「まぁ〜…。」


それでも私は春佳の言ったことが上手く理解出来ず、曖昧な返事をした。
< 42 / 66 >

この作品をシェア

pagetop