%私vs国連%
私は、大急ぎで持ってきた大事な地図を、大きな白い箱の中へと投げ込む。
よし、任務完了!!
あとは、と。
任務を完了した安堵感からか、下半身に、急速に不快感がこみ上げてきた。
はやく、爽快感を取り戻さねば。
私はズボンに手をかけると、下着ごと、一気にそれを脱ぎ捨てる。
準備しておいた新しい下着を身につけると、自然に笑顔になった。
・・・最高だ。
任務を達成した後の新しい下着は何度味わっても、やはり、最高に気持ちがいい。
振り返ると、洗面台の鏡に映った笑顔の私と目が合った。
占いなどと、当てにならないものを、女はどうしてああも信じたがるのか。
そう、男は占いなど信じずに、自らの力で困難に立ち向かうべきなのだ。
それでこそ、こうした達成感を味わうことができるのだ。
それは、プライドをかけた、私の大事な使命。