ニノウデ

――遡ること1時前



んー…ん、ん?
なぜ目が覚めたんだろ



年に数回あるかないかの、爽快な目覚め



まだ誰も起きてない、とても静かな我が家。



ひんやりとした階段の手すりをつたうように降りる



朝日しか差し込まない階段の窓が私を照らす



眩しいけど、なんといっても朝日は気持ちいいー


玄関を開けて新聞屋さんを待つことにした。



パジャマで外に出れるのも早朝の醍醐味だな!!


あっ…隣のおばさん発見!?

急いで隠れる私、朝から俊敏な動きができるなんてまだまだ若いな。



そんな奇怪な行動してる間にポストに朝刊が入ってた。
< 37 / 53 >

この作品をシェア

pagetop