死亡宣告
美緒はさっき、
千絵が言っていた言葉がわかったのだ。



の・ろ・い・こ・ろ・し・て・や・る


千絵は確かにそう言った。



「美緒…?だ、大丈夫??」


さなみもアヤも汗っていた。


「ま、まさか…自殺しちゃうなんて…」

「ね、ねぇ里子、うちらのせい…?」


里子は震えていたが、
すぐにハッとし、こう答えた。


「うちらは関係ない。
 あいつは勝手に自殺した。
 そういうことにしておこっっ」


そして里子は教壇の前に立ち、
クラスのみんなに伝えた。
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