死亡宣告
美緒は恐怖で叫ぶ事すらできなかった。



だって、

そこにいたのは











“あいつ”だった…







ミヤタケ・・・・・・・チエ・・・・・・・・





当時のままの。









おそろしい形相で里子を睨んでいたのだ。










みんな気づかないの??見えてないの??



そう思いながら美緒は8年前の『暇つぶし』のことを

今、ハッと思い出した。
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