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ほら、みていて ぼくのつばさは風になる (ほっこり、と胸があたたまる作品。優しくて、すかっとします。私は悲しくはなかった。ただ、ようくやったな、といえるような死なのです。不謹慎でしょうか。でも、そうなのです。とてもあたたかい)
空を見上げて、儚げに笑う。 遠回しな言葉に気付かない馬鹿は、やっぱり、死にたいのだと言った。 * 親密な仲でなければ、友達や同級生と言える関係でもない二人。 イカロスと太陽。 そう彼は喩えたけれど。 イカロスは、焼け落ちる事なく飛んだ。 高すぎる空へ、行ってしまった。 * じんわりと目頭が熱くなる。 何とも言えない痛みが押し寄せる。 けれど、温かい。そんな作品です。 ぜひご一読を。