おばかに恋する性悪王子
あたしが学校につくと、もう、クラス発表と、寮の部屋番号がかかれていた。
「えーっと、碧伊は上の方だから……あった!1ー3で、部屋は、VIPの2407号室!?」
………
「VIPってなんだろう?
…………まぁ、いっか!!
そんなことより、急いで教室行かなくっちゃっ」
教室についたあたしは、一呼吸おく。
「お、おはよう…。」
そのとたん、今まで散々しゃべってたくせに、いきなり無言になって、みんな一斉にこっちを向いた。
えっ、なになになに!?
あたし!?なんかしたっけ??えっ!?
もしかして遅れて来ちゃった感じ??
……でもまだ遅刻じゃないし…。
なんで!?
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