おばかに恋する性悪王子



やべぇ、マジかわいい。

俺は嬉しさと気恥ずかしさでしゃがんで顔をかくしたて。


「…よっしっ!!」



留茅が自分のものになったんだと確認したくなった。

「………めさせろ。」


「えっ??」


聞こえなかったらしい留茅。


「抱きしめさせろってんだ。」



自分が押さえきれなくって、言ったが早く、留茅の返事を聞かずに抱きしめる。



留茅からはシャンプーの匂いと、留茅の匂いがした。





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