Ciel~蒼キ天使~


泉の横で天使は幸せそうに寝ていた。

全く危機感を抱いていないようだった。


《もっと近くで見たい。》

私の足は天使に向かっていた。

目の前まで近づいて、しゃがんでみた。

《まだ寝てる、危機感が無さすぎ?》

天使に降れようと手を伸ばした。


一瞬なにが起こったかわからなかった。

しかし、その直後激しい痛みに襲われた。

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