愛しのDarlingは先生様~好きやねん!~
いっつもやったら、めっちゃムカつく栞の一言も…
あんまり耳に入らへん。
「えぇ…と。
今年の春から教師になりました城取柚希です♪
担当教科は国語!!
この学校で一番みんなに歳も近いから、気軽にいろいろ相談してね☆
んじゃ、みんなよろしく!!」
…また出た………。
この時代に“☆”って、迎合してへんやんな?
でもまぁ、それは作者の自由やねんけど。
…じゃなくて!!!!!
確かに“☆”は古い表現かもしらんけども!!
…軽い………。
めっちゃ女遊びとか慣れてそうやん!!!
命の恩人に失礼かもしらんけど…
全然教師っぽくない。
そりゃ新米ってのも少なからずあると思うけど…。
街中でこんな人にナンパされても不思議やない。
…なんてのは言いすぎ?
「静かに!!!!!
静かにぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!
静粛に!!!!!」
再び教頭が朝会台に立った。
騒ぎ出す女子たちを静めようとめっちゃ必死…
いや、でもね。
ほんまにカッコイイもん、城取さん。
教頭なんか敵わへんで?
超超超大差で城取さんの圧勝やな。
…でも………