愛しのDarlingは先生様~好きやねん!~
って、あたしは天国に行くんかな?
それとも……、地獄かもしらん………。
いろんなこと、やらかしたしなぁ。
地獄でもおかしないっちゃおかしないけど、やっぱ天国がええ。
んじゃ、ここはどっちや?
…にしても、真っ暗。
最後に目ぇつぶったから、まだ真っ暗なんかな?
…あれ………?
なんか眠なってきた…。
死んでも寝るんやな。
まぁもう学校も行かんでええし、寝よっかな………。
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「………き」
あれ…?
なんか聞こえる……。
「あ……き………」
よー聞こえへん。
あ……、でも栞の声や…。
…そういや、あたし階段から落ちて死んだよな……。
生きてる時の記憶がフラッシュバックしとるんかな。
━━…そっと目を開けてみた。
目の前に広がった、病院……?
…みたいな風景。
「愛姫!!」
「愛姫ちゃん…!!」
…最初に聞こえたんは、両親の声。
右横を見ると、オトンとオカンが座っとった。
「…あれ………?
オトンと…、オカン………?」