愛しのDarlingは先生様~好きやねん!~
新しい友達
時が経つんも早いもんで、学校も3学期に突入。
あの落下事件は衝撃で気を失っただけで、他に異常はなかったらしく………
わずか3日で退院。
あの王子様(城取さん)に助けてもろたおかげで、3日で退院できた!!!!!
………と、言いたいところやけれども。
私、栗林愛姫は学生にもかかわらず学業を好みません。
……1ヶ月ぐらい、入院しときたかった………。
でも!!!!!!!!!!
落ちた自分に感謝♪
絶対あのまま、図書館入っても、あの出会いより衝撃的かつ素敵な出会いはなかったな。
うん。
絶対なかった。
━━━…あ゙ぁ゙~………。
連絡先ぐらい、聞いとくんやった……。
連絡とられへんし!!!
完ッッ全にあたしの片想いで進歩なしやん…。
…ってゆーか、会われへんのに進歩しろ言われても無理やわな。
……こんの………、
「あたしのアホが━━━━━!!!!!」
「おーおー。
また派手に叫びよるな」
「そりゃ叫びたくもなるわな………」
あたしが涙目で訴えている相手は、他でもない栞。