愛しのDarlingは先生様~好きやねん!~


…すごいなぁ………。


全然相手を傷つけてへん。



「あっ、さっきはめっちゃ失礼なこと言うてゴメンな?
あたしも涼も愛姫も………」

「いえ、全然大丈夫です!
全く気にしてませんから!」



ブンブンと手振りながら、否定してる翡翠くん。


もー顔真っ赤や。


茹でダコみたいになっとる。


あれタコやったら、確実に切り刻まれて、たこ焼きの具にされとるで。


…栞としゃべってるから、緊張するんやろーな……。



「……あの、さ………。
翡翠くんて、いつもひとりでおるん?」

「えっ!?
あっ、はい、そうですね……。
特に友達もいないというか…、孤立してる感じなので………」



さらに顔真っ赤にしてる翡翠くん。


…ってか、なんで栞もあんなこと聞くんや?



「じゃあさ、うちらと一緒におったら?
休み時間とか、ひとりやったら暇やろ?
絶対ひとりでおるより、みんなでおった方が楽しいもん!!」



………えっ!?


それってつまり……、今まで休み時間とか3人でおったんを翡翠くんを加えて4人にしろ、と?


そういうこと……、ですかね………?


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