愛しのDarlingは先生様~好きやねん!~
そう、あたしのマイブーム。
それは読書。
(マンガやけど)
図書館の魅力…、それはタダでマンガを読めるところ。
たまたま一番近い図書館はマンガの品が豊富。
あたしにとっちゃ大好きなマンガがたくさんある図書館は、もうそりゃパラダイスやな。
最近はよく栞と涼くんと、3人できてる。
……あ、かなり影薄なってるけど、ちゃんと栞の隣に涼くんもおります。
あと、学校から結構近いから学校帰りに寄るのに便利やったりする。
まぁそんな魅力いっぱいの図書館やけど、デメリットもひとつ。
…静かにせなあかん。
それが、なんともあたしには耐えられへんっていうか何ていうか…。
なんやろな……。
あのシーンとした雰囲気…?
…あの授業中にも似た静かな雰囲気………、あれがどうもあたしには耐え難いらしい。
「…また何を考え込んでんのよ」
「へ?」
「み・け・ん!
愛姫ちゃん、めっちゃ怖い顔してんで」
涼くんにも言われて、やっと自分がそんなに考えこんどったことに気がついた。
「あ、なんか考えごとしとって…」