愛しのDarlingは先生様~好きやねん!~
天然美少女の私、
美人な姐さん・栞、
ほんわかイケメン・涼くん、
天然な超絶美形・翡翠くん、
傍迷惑な美男子・千夏。
相変わらずなメンバーでやっております。
「どう頑張っても遅刻やな…」
「………よし!!
同じ遅刻やったら、ゆっくり行こう!!!」
「大いに賛成ー!!!!!」
「愛姫と一緒やったら、何時でもどこまでも♪」
「ぎゃ━━━━!!!!!!!!!!
近寄るなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
…3年最初の登校日、遅刻決定。
まぁ5人もおるし?
今さら怖くもありませんわ。
「あ、そーいや。
今日から入ってくる先生ん中にひとりだけ新米おるんやろー?」
「そうなん?」
「うん。
噂によると、イケメンらしい」
「へぇー………」
“イケメン教師”かぁ………。
響きいいな。
せやけど、まぁあたしは好きな人おるしな。
━━━…チラッと、翡翠くんを見てみた。
涼くんと話す、その横顔に………
「…ズッキューン………」
…ヤバイって………!!!
マジで鼻血出てまいそう…。
「…あら、“ズッキューン!!”きちゃいましたか?」